Adobe AIR Developers Night

最近は出来るだけ、こういったイベントに参加しようと思っていて、AIRにも興味があるので参加してきた。参加費3000円取るというのはどうかと思いつつも、まあそんなに痛くないと言うことで払ったのだが、結論からいうと3000円の価値はなかったように思う。Adobeはぼろ儲けしているのだからあのくらいのイベントは無料で開くべきというのが第一印象。ネガティブな印象としては以下の通り。

  • タイムマネージメントがなっていない。
  • デモバトルのうちレベルの低いプレゼンテーションが目立つ
  • 食事が冷たい&種類が少ない

それぞれについて論じていく。まず、最初のタイムマネージメントの問題。これは、次のプレゼンテーションの質とも関係しているのだが、デモバトルにおいて時間の制約をちゃんと主催者が決めて各社に守らせなくてはいけないと思う。おかげで、後ろのタイムテーブルが相当割を食っていた。プレゼンを行っていた各社にも与えられた時間を守るという意識があったのだろうか?と思う。
次に、プレゼンテーションの質について。あのような結構な数の聴衆が集まる中でプレゼンを行うというのは、会社のアピールという意味でも大きなものがあるのは確実なのであるが、「うちの会社はXXX!!!」というような自社のアピールばかりが頭にあるようなプレゼンでは完全に場がしらける。少なくとも俺はしらけていた。そういうのは、さりげなくポイントでつぼを突くような感じでやらないと。あと、全く持って事前の準備が足りていない人たち。無意味に壇上に複数人が立つわ、その上スクリーンの前に立ってスクリーンに陰を作って見えなくするわでひどすぎる。話も全くまとまっていないので、全然伝わらないでしょうな。4年生の卒業論文の発表の方が数倍ましと思われるクオリティーです。ね?バスキュールさん?あれじゃ、かえって会社にネガティブインパクトを与えるんじゃないでしょうかと。
最後の食事については、、、ほとんど八つ当たりです(笑) どうせ腹が減るからと言うことでラーメン食べていたので自分にとってはあんまり意味がない食事の提供でしたが、適当につまみビールを飲みある程度は満足です。量も結構あったんですが、種類が少ないのと唐揚げとかが解凍したばかりですか?と思うほど冷たかったのがいただけません。
技術的な感想としては、AIRってフリーの環境でもある程度は開発できるだろうけど、開発効率はあんまりよくないだろうなと言うのが印象として大きい。やっぱりFlex Builderとかアドビ製品群を使わなくちゃいけないのかと。自分の考えではIDEとか開発環境で金を取るのはあんまり好きくない。AIRの開発にはやっぱりJavascript(ActionScript)が必要そう、MXMLよく分からんという印象が強いので、RubyやらPythonやらが使えるSilverlightがなかなか魅力的に見えるのは気のせいでしょうか?でもマルチプラットフォームを考えるとやっぱりAIRになるんでしょうが。Microsoftだと結局Windowsじゃないとうまいこと使えなくなりそうだしね。